コロナショック!?
こんばんは。
飲食業界はコロナによって多くのダメージを受けました。
ただでさへ厳しい飲食業界ですが、今年の1~4月の飲食店の倒産数は290件でした。
年間件数最多の去年の同時期を62件上回っています・・・
今後も多くのお店が倒産に直面するかもしれませんね。
そんな中でも業績を伸ばしているお店があります。
マクドナルドです!!
通称「マック」「マクド」と呼ばれ皆さんにもおなじみですよね。
4月度の売上高は、前年同月比6.5%増、客数18.9%減、客単価31.4%増だったそうです。
なぜ売り上げを伸ばせたのか??
・攻めの姿勢でいたこと
・お持ち帰りのシステムが整っていた
・回転率があがった?
攻めの姿勢
コロナによって時短営業等を余儀なくされていましたが、「炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ」といった新商品を出し、顧客を確保できた点は大きかったと考えます。普通なら守りに入ってしまうような状況で攻めたのはいい影響に繋がったのではないでしょうか。
お持ち帰りのシステムが整っていた
店内客席の利用中止があったが、ドライブスルーやフードデリバリーのシステムがしっかりと整っていたため客数は減っても、客単価が増えた大きな要因ではないでしょうか。仕事の合間にもサクッと食べられる手ごろさ×ドライブスルーやデリバリーが大きな力を発揮したことは否めませんね!
回転率が上がった
マックの店内は滞在時間が長い印象を受けます。若者から年配の方まで気軽に、リーズナブルに居座れますので、どうしても客単価は少なく、回転率も悪いですよね。しかし、今回の店内客室の利用中止によって居座る方はいません。そのうえ、他の飲食店においても店内飲食が規制されていたので、気軽さ・お手頃価格である「マクドナルド」を利用する方が多かったはずです。また、自粛でしたので普段より多めに購入される方も多かったのではないでしょうか。
これらのこと総じて言えることは「リスクマネジメントが出来ていた」ということです。コロナを予想していたというものではありませんが、様々な起こりうるリスクに多面的な角度から対応できるシステムを構築できていたため、業績を上げることができたのは間違いありません。
「歴史は繰り返す」という言葉があるように、歴史を学ぶことはオススメです!!
「タピオカが流行った次の年は経済が落ち込む」なんてことも言われていますよね。笑
・第一回→バブル崩壊
・第二回→リーマンショック
・第三回→新型コロナ
最後に
「平凡なことを完璧にやり続けることで胆力がつく。」(稲盛和夫)